アタッチメント形成の先にあるもの
こんばんは。北海道北広島市で活動するアタッチメント・ヨガインストラクターのayumiです。
今日はアタッチメントについてお話していきたいと思います。
アタッチメントって何?
アタッチメントは日本語で「愛着」と訳されます。
赤ちゃんは不安や危険を感じたときに、養育者(以下、便宜上お母さんと表現させていただきます。)に触れていることで「安全であるという感覚」を得ようとする本能があります。
毎日の育児の中で赤ちゃんが要求や不安を訴えたときに、お母さんは何かしらの形で応え、要求を満たしますよね。
実は、この行動によって赤ちゃんは「危険なときはお母さんが助けてくれる!」という信頼関係を築いているのです。
この安心感による利点がたくさんあるのです。
子どもにとっての良い効果
■自己肯定感が得られること
■学習機能の基盤を得られること
自己肯定感よく聞く言葉だと思いますが、子ども自身が「自分が無条件に愛されている!自分は存在しているだけで価値があるんだ!」と思えることです。
この自己肯定感があることで、これから起こる困難に立ち向かえたり、他人にやさしく
できるようになったりと、良好な人間関係を作るのにとても重要です。
学習機能の基盤というのは、人間は安全が確保されて初めて探求心が芽生えます。
例えば、大人の私たちでも生命の危機を感じている中で勉強できるでしょうか。あれは何だろう、どうしてこうなるんだろう、という探求心を持つことよりも、まず命を守ることに集中するのではないでしょうか。
赤ちゃんも同じです。
お母さんにいつでも守られている!と信じられることで、ハイハイをしてお母さんから少し離れて探検できるのです。
この安心の上の探検が、学習の基盤になっていきます。
大人にとっての良い効果
お母さんは子どもと密着して関わることで、育児に必要なホルモンが分泌され、そのホルモンによって精神が安定する効果が得られます。
また父親も子どもと関わることで、赤ちゃんを扱う自信を得ます。赤ちゃんのお世話をして!と口で言うよりも、まずは抱っこをして関わることが大事なようです。
あとは、単純に触れ合うことで親としての幸福感を得られます。触れ合って赤ちゃんが笑ってくれたらうれしいし、くっついているとなんだかほっこりしますよね。
難しいことはありません!
色々と長々と書きましたが、赤ちゃんが泣いたらそれに応えて、たくさん抱っこして、スキンシップをとること!
そうすることで、赤ちゃんも親もにっこり笑顔になれます!以上!という話です。
…まぁ、それがなかなか難しいんですよね。笑
このような知識も最低限はあったほうがいいと思いますが、触れ合うためのツールが必要なのかなとも思います。だから、子どもと向き合うためにベビーマッサージとかキッズヨガとかがあるんですよね。
哺乳類の本能に任せてスキンシップをとるもよし、ベビマに挑戦するもよし、アタッチメント・ヨガを試すもよし、いろんな方法があってよいと思うのです。
お母さんが、気楽に笑顔で赤ちゃんと触れ合えることがなにより大切☆